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サイクロンとは?/ プロミス

[ 289] デジタル台風:台風(タイフーン)・ハリケーン・サイクロン
[引用サイト]  http://agora.ex.nii.ac.jp/digital-typhoon/help/world.html.ja

世界の各地で発生する台風(熱帯低気圧)は、地域ごとに様々な呼び方をされていますが、それらの違いを比較してみましょう。
日本を含む北西太平洋・アジアでは台風またはタイフーン(typhoon)と呼ばれている現象は、アメリカなどの北中米ではハリケーン(hurricane)、その他の地域ではサイクロン(cyclone)と呼ばれています。そのどれもが熱帯低気圧の構造を持っているという意味では、これらは地域を問わず同一の気象現象に分類できます。では、世界の台風と、それに関連する用語を、もう少し詳しく整理してみましょう。
サイクロンとは、低気圧を指すもっとも一般的な用語です。台風もそれ以外の低気圧も、すべてサイクロンです。なお、渦巻きの方向は北半球と南半球で逆方向ですが、それ以外の現象としての本質的な特徴は北半球でも南半球でも同じものです。
トロピカル・サイクロンとは、熱帯(性)低気圧、つまり一般には熱帯地方に発生する種類の低気圧を指す用語です。なおこの「熱帯」とは、発生する場所を指す用語ではなく、サイクロンの構造を指す用語です。つまり実際には、それがどこで発生しようが、熱帯(性)低気圧の構造をもつものはすべてトロピカル・サイクロンです。台風やハリケーンなどは、すべて「強い」トロピカル・サイクロンであるという意味では、同一の気象現象に分類されるものです(強さの分類基準)。また一つ一つに名前が命名されるという点も、トロピカル・サイクロンに特有の慣習です。
エクストラトロピカル・サイクロンとは、温帯低気圧、語義通りに言えば熱帯外低気圧を指す用語です。日本付近を通過する低気圧はほとんどこのタイプです。なおトロピカル・サイクロンと同様、この用語も、発生する場所を指す用語ではなく、サイクロンの構造を指す用語です。これとトロピカル・サイクロンとの構造の根本的な違いは、トロピカル・サイクロンは暖かい空気のみで成り立っているのに対し、エクストラトロピカル・サイクロンでは暖かい空気と冷たい空気とが接している点にあります。その結果として、発達のためのエネルギー源も異なることになります。なお、トロピカル・サイクロンからエクストラトロピカル・サイクロンへの変化はしばしば起こりますが、その逆の変化は稀にしか起こりません。
台風とは、北西太平洋(正確には北半球の東経100度?東経180度)に位置するトロピカル・サイクロンを指します。台風の分類は中心付近の最大風速を基準としますが、日本基準の「台風」と国際基準の「タイフーン(Typhoon)」とでは、正確な定義が異なることにも注意して下さい。なお世界のトロピカル・サイクロンの中でも「台風」は、発生数が最も多く勢力も最強と言えます。台風には名前が命名されます。
ハリケーンとは、北部大西洋、東部・中部の北太平洋(正確には北半球の東経(西経)180度より東)・南東太平洋(正確には南半球の東経160度より東)に位置するトロピカル・サイクロンを指します。ハリケーンにも台風と同様の国際的な分類基準が適用されます。なお、中部北太平洋のハリケーンが、東経(西経)180度に達して北西太平洋に入ってきた場合、それ以後は「台風」と呼ばれることになります。ハリケーンには名前が命名されます。
ウィリー・ウィリーとは、オーストラリア周辺で発生するトロピカル・サイクロンを呼ぶ用語としてよく紹介されますが、実際には「ほこり旋風(dust devil)」に近い現象で、トロピカル・サイクロンとは関係ないようです。
竜巻(トルネード)とトロピカル・サイクロンは、どちらも低気圧性の渦という意味では類似する気象現象ですが、生まれ方や構造・規模・継続時間など、その他の面では全く異なるものです。例えば竜巻の直径は100m-1000mのスケールですが、トロピカル・サイクロンの直径は100km-1000kmのスケールに達します。ただし台風による荒天が原因で竜巻が発生し、一部の地域で想定を越えた異常に強い風が吹くことがあります。日本では、竜巻発生の主な要因の一つが台風となっています。(参考:被害のあった竜巻資料)
では、「台風」と「ハリケーン」は、発生する地域が違うだけで全く同じものなのかというと、そうとも言えません。台風とハリケーンの違いは、実は地域だけではなく強さにもあります。ここで、北西太平洋地域でハリケーンに相当するものを、「タイフーン」と呼ぶことにしましょう。強さに着目した場合、ハリケーンとタイフーンは同じものなのに、タイフーンと台風は違うもの、ということになります。ますますややこしくなってしまいましたが、ハリケーンとタイフーンとの違いは地域の違い、タイフーンと台風の違いは強さの違いということで、その関係を以下の表のようにまとめることができます。
大規模なサイクロン(トロピカル・サイクロンやエクストラトロピカル・サイクロン)の地上付近の回転方向は、北半球では反時計回り、南半球では時計回りと常に決まっています。一方、こうして地上付近で中心に吹き込んだ風は上空では周囲に吹き出していきますが、その回転方向は地上付近とは逆に、北半球では時計回り、南半球では反時計回りとなります。このような回転方向は、「コリオリの力」とよばれる、地球上の気体に働く見かけの力によって決まっています。
例えば北半球の台風と南半球のサイクロンとを比べてみると、渦巻の方向が逆になっていることがわかります。このこととトロピカル・サイクロンの表にある名称の地域分布を見比べてみると、台風は反時計回りのものしか存在しないのに対し、ハリケーンとサイクロンは反時計回りと時計回りの両方の回転方向のものが存在することがわかります。
一方、竜巻(やウィリー・ウィリー)のような小規模なサイクロンの渦巻の方向に関しては、コリオリの力の影響が他の力(遠心力等)と比べて相対的に小さいために、理論的にはどちらの回転方向もありえることになります。ただし、実際に調べてみた結果では、大規模なサイクロンと同じ方向になる場合が多いようです。
余談ですが、さらに小さな渦巻である、排水口から流出する水流に生じる渦巻などに対しては、コリオリの力は他の力に比べてさらに弱くなります。したがって、コリオリ力が主な原因となって、北半球と南半球とで渦の回転方向が逆になるというケースは、ほとんどないと言えるでしょう。回転方向がもし逆になったとすれば、それはたまたまである可能性が高いと言えます。
以下に世界の熱帯低気圧に関するリンク集をまとめました。なお、世界の熱帯低気圧の最新情報については、気象情報あるいは台風情報(気象庁と米軍JTWC)のページを参考にして下さい。

 

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