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フィランソロピーとは?/ ノーローン

[ 586] JCIE | 戦後の日米関係の進展に果たしたフィランソロピーの役割
[引用サイト]  http://www.jcie.or.jp/japan/gt_rop/

(財)日本国際交流センターでは、日米のフィランソロピー関係者および知的指導者等の支持を得て、2002年3月より調査・研究プロジェクト「戦後の日米関係の発展とフィランソロピーの役割」を開始した。本プロジェクトは、第二次世界大戦終結時から1970年代半ばにかけて、米国の民間フィランソロピーが日本の知的社会の発展および日米関係の新たなネットワーク構築のために果たした役割について調査・研究を行うものである。
実際に、当時米国の財団や個人の篤志家によって多くの分野に相当規模の寄付がなされていたにもかかわらず、現在に至るまでそれらに関する詳細な検証は行われていない。そこで、本プロジェクトでは、その具体的な背景や経緯を考察し、戦後の日米関係の発展における重要な側面としてフィランソロピーの役割を理解することはもとより、その経験に基づいて現在もしくは将来における効果的なフィランソロピー活動のための教訓を引き出すことをねらいとする。また、日本の経済界の指導者や戦前から活動していた篤志家らが、米国の民間フィランソロピーとの協力のもとに日米交流などの活動に対して行った寄付や支援など、日本の民間フィランソロピー活動における戦前と戦後の寄付活動の対象や方法の継続性と変化についても研究する。
本プロジェクトでは、2002年度の活動の一環として、以下の通りワークショップを実施した。第1回ワークショップは、2002年10月12〜13日の両日、ロックフェラー兄弟基金の協力を得てポカンティコ・コンフェレンス・センターにて、米国の主要財団で戦後の時代に活躍したスタッフ、現職のスタッフ、ロックフェラー家のフィランソロピー活動に関与した関係者等を招いて開催された。第2回ワークショップは、2002年11月19日、国際文化会館にて、主として日本側から、戦後の早い時期より知的コミュニティーに関与しその事情を良く知る有識者、戦前から継続しているフィランソロピーの流れを知る末裔たち、財団関係者等の参加を得て開催された。また、3月8〜9日にはケンブリッジにて第3回ワークショップが開催され、米国における日本研究、日本における米国研究の分野について意見交換が行われた。さらに2003年7月に最終報告書の第一次草稿を検討するためのワークショップが当センターにて開催され、2004年10月に総括会議が赤坂プリンスホテルに開催された。最終報告書を和英で出版する予定。
本プロジェクトは、五百旗頭真神戸大学教授、入江昭ハーバード大学教授、木村昌人渋沢栄一記念財団研究主幹らの参加を得て、山本正(当センター理事長)の総括指揮のもと、当センター及び米国法人日本国際交流センターのメンバーで構成する研究チームで実施する。
本プロジェクトは、五百旗頭真神戸大学教授、入江昭ハーバード大学教授、木村昌人渋沢栄一記念財団研究主幹らの参加を得て、山本正(当センター理事長)の総括指揮のもと、当センター及び米国法人日本国際交流センターのメンバーで構成する研究チームで実施する。
上記主要テーマについて、日本研究、米国研究、地域研究、英語教育、インスティチューション・ビルディング、個人助成などの分野を切り口として調査・分析を行う。

 

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