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[ 450] 受ける生徒の質が変わる9月 6年生の模試シリーズ その2 [中学受験合格言コラム]【Benesse(ベネッセ)教育情報サイト】
[引用サイト]  http://benesse.jp/blog/20080519/p1.html

6年生の模擬試験で、問題の「質」が変わる時期について前回述べた。それに対処できない生徒は、偏差値をガクッと落とすことになるのだが、もう一つ節目と言える時期がある。それは本格的な合否判定のための模試を実施する6年生の9月からの時期であり、ここでは前回挙げたような「問題の質の変化」だけではなく、模試を受ける「生徒の質の変化」をとらえることができる。
首都圏の中学受験では、「合不合判定テスト」(四谷大塚)、「センター模擬試験」(日能研)、そして「統一合判」(首都圏模試センター)を三大模試と呼んでいる。これらの模試を実施している会社はそれぞれ異なるため、偏差値の出方は当然異なる。具体的に言えば、「四谷大塚」「日能研」に比べると「首都圏模試センター」の模試では偏差値が5〜8ぐらい高めに出ると言われている。これは受験する生徒の層が前者と後者で異なるためである。つまり上位の学校を受験する生徒は、「四谷大塚」や「日能研」の模擬試験を受けているということである。
ところで模試の受験者数を見ると、6年生の1学期と、6年生の9月以降で大きく変化していることがわかる。つまり本番の入試が近づくにつれて、どんどん受験者が多くなるのである。これは何を意味しているかと言えば、たとえば今までは「日能研」の模試だけを受けていた生徒が、「四谷大塚」の模試もあわせて受けはじめるということである。またこれらの二つの模試をまったく受けていなかった生徒も、いよいよ本番ということで受けはじめる場合もある。
ここで注意すべき点としては、単に受験者数が増加するだけではなく、上位の生徒が参加する場合が多いということだ。これが先に述べた「生徒の質の変化」だが、その結果、以前に受けていた模試の偏差値より9月からの模試での偏差値が下がることがある。この点を心得ておかないと必要以上に不安になり、場合によっては精神的に動揺して勉強に手が付かなくなったり、それまでの学習法に疑問を感じて安易に他の方法に変えたりする可能性がある。もちろん成績が伸びなければ学習法の変更を含め、なんらかの手を打つ必要はあるが、成績が下がった原因が推測できれば対処もしやすいというものであろう。
なお9月、10月から新たに参加してくる生徒は、前にも述べたように「優秀な生徒」のほうが多いのであるから、その影響を最も受けるのは上位・超上位の生徒であろう。中位から下の生徒は比較的影響が少ないと考えられるので、偏差値が下がった場合は、先に述べた「問題の質」に対応できているかどうかをまず考えるべきだと思う。
桐朋中学・高校、慶応大学卒。米国にてMBA取得後、大学受験予備校・中学受験塾・個別指導塾を開校。現在は平山入試研究所を設立、教材開発など教務研究に専念。著作に「中学入試国語 頻出テーマ活用法」(ビデオ教材)がある。
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[ 451] 来るべきWeb3.0の世界 | WIRED VISION
[引用サイト]  http://wiredvision.jp/blog/sasaki/200802/200802261000.html

前回、情報流通プラットフォームがブラックボックスになってしまっている現状を書いた。「情報の粘着性」仮説においては、情報が存在している場所こそがイノベーションの発生源となる。だがWeb2.0の世界では、情報の流通を司っているのはアマゾンやグーグルなどのプラットフォーム企業であり、これら企業に情報が集中する。従ってイノベーションは、プラットフォームに集中していくということになる。
Web2.0の世界においては消費者は自分が何を欲しているのかはもちろん知っているが、他の消費者が何を求めているのかは知らない。メーカーは、アマゾンやグーグルなどのプラットフォーマーに遮られて、直接消費者と対話することができない。だからやはりニーズの情報は持つことができない。すべての消費者がすべてのメーカーの商品をどう購入しているのかという情報を知っている、流通部分を握っているプラットフォーム企業こそが、すべての情報を握り、自動的にイノベーションも生み出していくというわけだ。
このブラックボックスを破壊し、プラットフォームにおける情報流通を、可視化できたらどうなるのだろうか? そこで情報の粘着性は弱まり、イノベーションが起きる場所は移動可能になるのだろうか? 実際のところ、最近言われるようになったソーシャルメディアやパーソナライゼーションなどといった試みは、ウィキノミクス的観点から言えば、この部分の情報流通を消費者に可視化させてしまおうという企てにほかならない。
ソーシャルメディアとパーソナライゼーションは、単語だけを取り出して見てみると、別の方向の話のようにも見える。ソーシャルメディアはご存じのように、人間同士のつながり(最近はこれをソーシャルグラフと呼んでいる)をベースにしてさまざまな情報を流通させるという仕組みだ。そしてパーソナライゼーションは、これまで不特定多数向けに提供されていた最大公約数的な情報を、ひとりのユーザーの属性や行動履歴をもとにしてそのユーザーに最適なかたちに集約させるという仕組みである。そうやって説明すると方向はたしかに逆なのだが、しかし一方で、情報の流通を可視化させるため、情報アクセスのコンテキスト(背景)を絞り込んでいくという意味においては同じ方向性でとらえることも可能だ。
もう少し別の切り口で説明してみよう。人が情報にアクセスするとき、その情報を求めるという行動のコンテキストはどこに求められるのだろうか。たとえばある日私が、「医療崩壊」というキーワードについて情報を探したとする。なぜ私は、医療崩壊について調べようと思ったのか。
(2)同じ会社の同僚が、医療崩壊について「これはわれわれの仕事にも関係するかもしれないから、きちんと情報を押さえておいた方がいいんじゃないかな」と言ったので、調べておくことにした。
(3)私の妻が夕食の席で「最近は医療崩壊で、産婦人科にかかることができなくなったりしているらしい」と話した。それで気になって調べた。
この中で(1)は、マスメディアからの影響である。そして(2)と(3)は、マスメディアほど圏域は大きくないけれども、自分の周囲にいる人たちからの影響によって情報を調べようとした場合。(4)は私の行動履歴に基づいた情報アクセスであり、(5)は私の属性に基づいた情報アクセスである。これらをもう少し整理すると、以下のような並びになる。
この三つの圏域は、多重円となってユーザーの周りを取り巻いている。「仲間圏」は正確に言えば、必ずしもお互いに顔を見知っている友人だけを指すとは限らない。たとえばアマゾンのオンラインストアでは、どこの誰かはわからないけれども、しかし私と購買行動の似ている人たちの購買履歴と私の購買履歴を協調フィルタリングという技術によって比較し、「この商品を購入した人は、こんな商品も購入しています」というレコメンデーションを行っている。これも仲間圏というコンテキストに基づいた情報アクセスのひとつだ。
このような多重円をイメージしていただければ、情報アクセスのコンテキストという切り口においては、パーソナライゼーションとソーシャルメディアは同じ方向性、同じ土俵で語られるべきアーキテクチャであるというのが理解できたのではないかと思う。
そしてこれら多重円化した情報アクセスコンテキストは、情報の流通をユーザーに対して可視化させることにもなる。なぜならこのようにして情報アクセスのコンテキストを確認するという作業は、すなわち分散していた情報をユーザー(私)のもとに再集約させる仕組みでもあり、つまりはWeb2.0の世界でフラット化し拡散していた情報を、再びシステムによって拾い集めて、私のもとに結集させることになるからだ。この情報の再集約の仕組みを、Web3.0という言葉で説明している人もいる。たとえばこのウェブ3.0の姿をつかめ:何がキモになるのか?というCNETの記事などがそうだ。
いずれにせよ、再集約された情報は、少なくとも私にとってはすべてが可視化され、透明になる。これまでプラットフォーム企業だけが握っていたニーズ情報が、私の圏域にも流れ込んでくるわけだ。もちろん他人のニーズ情報は全面的には私のところにはやってこないけれども、しかし先の多重円モデルで言えば、私の外側のすぐ近いところにいるソーシャルネット(たとえば同じ会社のプロジェクトチームの同僚、家族、恋人などの狭い人間関係)のニーズ情報は、私のところにやってくる。多重円の中心に近い部分はある程度透明化され、私の圏域において可視化されることになるのだ。
Web2.0で情報がどんどん拡散していった世界では、その拡散していく情報の場を司っていたプラットフォーム企業が、情報を握っていた。情報の粘着性仮説で言えば、これらプラットフォーム企業のところに情報はまつわりついていたのである。しかし来るべきWeb3.0の世界では、情報はユーザーに向かって再度集約を開始し、ユーザーのところにかなりの量の情報が集まってくる。となってくると、この世界において情報を握るのは、ユーザー個人ということになるかもしれない。情報の粘着性仮説を再び使わせてもらえば、すなわちこのユーザー個人という場にニーズ情報は集約され、この個人がイノベーションの発生源になるかもしれないのだ。
私は先日、書籍の取材でニフティの佐藤寛次郎さんに会った。プロフィールサービスの「アバウトミー」を担当している彼は、こんな話をしてくれた。
「今後の可能性としては、ブログのネットワーク化っていうのがすごく個人的にも興味があります。そこが昔のニフティサーブのパブリックなフォーラム掲示板とは異なっていて、同じセンスや同じ感性、同じにおいを持つ人同士がつながることのできる場というのは、ひょっとするとイコールリアルなのかもしれません。そのリアルをつなげるのは、企業とコンシューマーをつなぐことのできるニフティのような会社かもしれない。もしニフティがそういう役割を担えれば、ネットワーク化ができると思うんです。すると、企業が一般のコンシューマーのフィードバックを得るために、ニフティに何らかの相談をしてくるっていうイメージになる。そういうことは近い将来起きてくるんじゃないかと思います」
ソーシャルメディアが、イノベーションの発生源となり、そうしてこの部分でのイノベーションを運営企業を経由させることによって具現化させるというプロセスが、ここでは語られている。次回はこのプロセスの部分について、もう少し詳しく論考していきたい。

 

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